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CASES

扁平上皮癌

扁平上皮癌

猫 雑種 10歳齢 雄

数ヶ月前から耳の傷が良くなったり悪くなったりして、治らない
との事で、耳介部の検査を行いました。全体的な毛色は白色でした。

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病理検査の結果は扁平上皮癌でしたので耳介部を全切除しました。

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この癌は一般的に局所浸潤が強く、不完全切除になりやすいため、耳介部を全切除しました。放っておくと切除できなくなるどころか、稀に局所リンパ節や肺へ転移が起こる事があるため、診断がついた時点で早期の切除をおすすめします。
この子は、現在再発もなく、元気に生活しています。
犬 ラブラドールレトリバー 10歳齢 雄

数ヶ月前から、跛行があり、指の傷がなかなか良くならないとの事で来院されました。
よく見ると、爪が薄くなりその下の指が腫れていました。

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レントゲン撮影を行うと、骨が破壊されていました。

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腫れている部位の組織を一部切除し病理検査を行ったところ、扁平上皮癌という診断だったため、破壊された末節骨も腫瘤とともに切除しました。
完全切除が可能だったので、その後再発はありません。
その後、指の第一関節がなくなってしまいましたが元気に走り回っています。