足の裏の話🐾

こんにちは！

今回は、ワンちゃんの足の裏について書こうかと思います🐾

足の裏を気にしたことはありますか？

実は足の裏を綺麗にしていることで病気の予防につながります。😊

 

わんちゃんの肉球は、歩いたり走ったりする際の滑り止めの役割や体温調節をしています。

緊張した時や運動した後に肉球を見てみると、しっとりと汗をかいていることがありませんか？

ワンちゃんの汗腺は肉球にしかないので、肉球に汗をかくことで体温調節をしています。

また、滑り止めの役割もありますので、肉球に毛が掛かっていると滑りやすくなり、腰や膝に負担がかかってしまいます。

フローリング等は特に滑りやすいので注意して下さい🐾

特に注意が必要なのは、ダックスフンドやコーギーなどの胴長短足の犬種や、プードルやチワワなどの小型犬です。

 

胴長短足の犬種で多い疾患に『椎間板ヘルニア』があります。

脊髄の中を通っている椎間板が突出してきて神経を圧迫し、重症の場合は足が麻痺し歩けなくなる病気です。

この病気のわんちゃんは、足の裏の毛が伸びて肉球が隠れている状態で来院されることが多いです。

原因は様々ですが、外傷性の場合は生活環境や激しい上下運動を控えることで腰への負担を減らすことができます！

 

また、小型犬で多い疾患に『前十字靭帯断裂』があります。

何らかの衝撃で膝の靭帯が切れてしまい、手術が必要になることもあります。

滑らないようにすることで膝への負担を減らし、歩きやすくなります！

 

足の裏の毛は、動物病院やトリミングショップで、爪切りのついでに刈るところが多いと思います。

当院でも爪切りとセットで出来ますので、是非ご利用ください。😌

 

肉球に毛がかかっていると滑りやすく、膝や腰に負担がかかってしまいます💦

すっきり！

肉球がきれいに見えて歩きやすくなりました！🐾

 

うさぎの足の裏は、肉球がなく毛が生えていて寒さから足の裏を守っています🐰

ふわふわで暖かそうですね😊

 

わんちゃんの足の裏の毛を綺麗にしているからといって、病気にかからないとは言えませんが、少し気をつけるだけで病気のリスクを減らすことが出来ます🐶

わんちゃんが寝ている時にでも、ちらっとチェックしてあげて下さいね！