気管虚脱
- by すざき動物病院
気管虚脱1. 雑種犬 17kg 10歳齢
ガーガーと呼吸がうるさい,興奮するとチアノーゼになるとのことで来院しました。
頚胸部X線検査などからで頚部気管虚脱と診断しました。
手術は気管を露出し気管周囲にPLLPを装着し、縫合しました。
術後はチアノーゼも消失し呼吸も安定しました。以前のようなガーガー鳴くような音も消失しました。
気管虚脱2. ポメラニアン 6歳 ♀
ガーガーという呼吸音があり、呼吸が苦しくなるとの事で来院しました。
チアノーゼ確認されました。
X線撮影の結果、頚部と胸部の気管虚脱と診断されました。
吸気時X線
呼気時X線
内科的治療を行い、しばらくは改善傾向でしたが、症状の悪化が見られ、また気管の大部分の虚脱のため、
気管内ステント術を行いました。