CPenn Hip inspection
Penn Hip 検査
股関節形成不全とは、大型犬を中心に見られ、発症すると歩行機能に重大な支障をきたします。その原因のひとつに股関節の「ゆるみ」があるといわれています。この「ゆるみ」の有無は、できるだけ早期に発見することで、股関節形成不全の可能性を早くから認識し、ケアの方針を立てることが可能となります。
この関節の「ゆるみ」を正確に診断できる検査方法は、「PennHIP(ペンヒップ)」という特別な検査方法に限られています。PennHIPはペンシルバニア大学のDr. Gail Smithによって1983年より研究、開発された股関節のレントゲン検査法で、股関節のゆるみを通常のレントゲン検査などと比較して数倍の精度で確認することができます。生後4か月齢から診断が可能ですので、なるべく早い時期での受診をお勧めします。