悪性黒色腫 by すざき動物病院 2020-07-20 悪性黒色腫とは、メラニン細胞を産生する細胞ががん化した病気です。メラノーマとも呼ばれます。 犬では口腔粘膜に発生することが多く、その他、皮膚や指趾、眼球内などにも発生することがあります。 治療は主に外科的に腫瘍を摘出することですが、悪性黒色腫は浸潤性が高いため、正常な部分を含め広範囲に切除する必要があります。 そのため指趾に発生した場合は断趾や断脚、口腔内に発生した場合には顎の骨ごと切り取る必要も出てきます。 ミニチュアシュナウザー 右上顎悪性黒色腫 術前 術中 術後 右上顎骨を含め切除した腫瘍 術後20日 術後40日