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CASES

肺動脈弁狭窄症

肺動脈弁狭窄症

症例1
雑種犬 7か月齢 2.7kg

生後3ヶ月時に心雑音を指摘されました。
心臓超音波検査にて肺動脈弁狭窄症と診断され、生後7か月齢時に人工心肺装置を使用して心拍動下にて狭窄部の切除術を実施しました。

人工心肺装置
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術中写真
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術後は肺動脈流速も減少し、現在も一般状態は良好です。
この手術はVCSSのメンバーで行いました。

 

症例2
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル 5ヶ月齢 4.5kg

生後3か月齢時に心雑音が指摘され、心臓超音波検査により重度の肺動脈弁狭窄症と診断されました。

生後5ヶ月齢時に人工心肺を用いた、心拍動下での肺動脈弁の狭窄部摘出術を実施しました。

術前の肺動脈血流
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術前に約7m/秒あった肺動脈流速は、術後3ヶ月の定期検診では3m/秒以下と明らかな減少が認められました。

術後3ヶ月の肺動脈血流
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現在術後8ヶ月を経過しますが一般状態は良好であり、体重も7kgまで増加しました。